LEK英語読み書き・学び支援の会
英語の先生のための
LEK English Reading and Writing Support Association
英語読み書き・学び支援の会について
さまざまなニーズのある子どもたちを含めた、
英語の読み書き指導のスペシャリストを目指す
日本の英語教育は200年間の歴史があり、その初めは明治時代にまでさかのぼります。
しかし、現在でも「英語が使えない」「英語がわからない」児童生徒や、成人になってからも「英語は無理です」という人口が多く、難しいと考えられている科目の代表となっています。
近年、とくに発達障害への理解が広まるとともに、そうした特性を持つ子ども達への指導方法についても目が向けられるようになってきました。
インクルーシブ教育やユニバーサルデザインという言葉が一人歩きをしている印象もありますが、実際はその理念に向かって活動をするうちに、定義が現実のものとして形づくられていくのだろうと思っています。
特に英語教育では、特別支援領域との融合が進んでいません。
躓いてしまった子どもへの対応も、後手後手にまわってしまい、授業について行くことはかなり難しくなります。
さらに、ディスレクシアや発達障害のある子どもには、どのように指導をすれば良いのかわからず、古典的な指導を繰り返しているケースも多いでしょう。
今、求められているのは
「LDのお子さんでも指導できます」と言える指導者
多くの保護者が悩んでいます
本会の代表である村上加代子は、10年以上、発達障害や読み書きの苦手なお子様や保護者と向き合ってきました。
指導を通して、「保護者や子どもが求めているものは”学習成果があがる”ことだけではない」と感じるようになりました。
発達診断を受けられた方の中には、残念ながら学校や病院で心ない言葉をかけられることも多くあります。
また、指導をしたのに成果がでないことで「自分はできないんだ」と自己肯定感が下がりがちです。
● 「この子は結婚も就職もできませんよ」と医師に言われた。
● 「この子は頭が悪いから、大学なんて行けるわけがない」と子どもの前で親戚が言われた。
● 学校では「怠けている」「ちゃんとやらない子」といったレッテルを貼られ、「ご家庭でちゃんと見てください」と突き放された。
「誰にもわかってもらえない」という強い疎外感や絶望感を抱えながらも、子どもにとって少しでも居心地の良い場所で学ばせてやりたい、できることなら少しでも達成感や自信を持たせてやりたい、そういう先生に出会いたい。
そうした思いを抱えた保護者や子どもたちへの期待に、しっかり応えられるような指導者や教室がどれほどあるでしょうか。
「読み書きがとても苦手」「英語はあきらめるしかない」という子どもを1人でも少なくしたいという強い願いから、教員養成を目的とした本会は発足しました。
「LEK英語読み書き学びの会」の目的と使命
特別支援領域でも、英語の読み書きに関するの研究や実践の検証は、は日本ではまだこれからの分野です。
そのため、指導法や教材などの情報が不十分で、読み書きにつまずく子どもへの指導の手立てについての情報も不足しています。
英語の読み書きは特に初期につまずきやすいいのですが、
単に個別指導をすれば伸びる、というものでもありません。
子どもの状態を把握し、子どもの強み・弱みを把握し、現状からゴールまで
「こうすれば、できるようになりますよ」と言える
指導者を1人でも多く支援し、
英語学習につまずかない子どもを増やすことが、本協会の使命であり、目的の1つです。
本会は、さまざまなニーズのある子どもへの指導に関心の高い指導者が集まり、コミュニティとして自立的に活動することも応援しています。
学び合う仲間とともに、新しい英語教育への一歩を共に踏み出しましょう。
皆様の参加をお待ちしています。